ストーリー
リノフィア暦1794年3月、世界は強者と弱者、支配する者と支配される者とに二分されていた。
力を持つ国は、次々と弱国を侵略、自国の領土として勢力範囲を広げていく。
時には強国同士による領土の奪い合いも見られ、世界は黒い炎に包まれた。
そして時は来る。
8月ザンダール海にて謎の大爆発が起こったのである。
その衝撃で空は塵に覆われ、大地は闇の世界と化した。
そう、死の七日間の始まりであった。
各国の主導者は恐怖に包まれ、弱者は降伏、強者は撤退し戦争は終結した。
これが世界を覆う最初の戦争、第一次リノフィア大戦であった。
11年後。
平和と呼ばれる言葉は、僅かな刻で終わりを告げる。
リノフィア暦1805年5月、圧政と激しい差別を受ける国々が次々と支配国への反乱を開始。
世界が再び黒い炎に包まれる。
神の存在は忘れられ、悪魔に祈りを捧げる時代。
世界は戦いの渦に呑みこまれていくのであった……。